Chromebookについて
キーボード(ファンクションキー)
Chromebookでは、キーボードの一番上の列に特殊な働きをするキーが並んでいます。一般的なPCではいわゆるファンクションキーと呼ばれるキーなので、「esc」の右のキーから順番に「F1」~「F11」のように表すことにします。
「F1」:一つ前のページに戻る。
「F2」:一つ後のページに移動する。
「F3」:更新(リロード)キー。現在のページを再読み込みする。
「F4」:現在のページが全画面モードで表示される。元に戻すには、同じキーをもう一回押す。
「F5」:現在開いているウインドウが縮小されて一列またはタイル状に並べられる。この状態で、操作対象を別のウインドウに変更することができる。
変更するウインドウを指定するには、
1.操作したいウインドウを、ディスプレイ上で直接タッチ
2.タッチパッドでカーソルを操作したいウインドウに移動してタップ
3.キーボードのtabキー(キーボード左端上から3番目の→❘が印刷されているキー)を一回押すごとに対象ウインドウが移動していくので、目的のところで「F5」を押す。
等いくつかの方法がある。
「F6」:画面の輝度を下げる。
「F7」:画面の輝度を上げる。
「F8」:音量をゼロにする。
「F9」:音量を小さくする。
「F10」:音量を大きくする。
「F11」:長押しすると画面がアカウントパスワード入力の画面になり、正しいパスワードを入力しないと操作が続行できない。作業中自分が席を一時的に外すときなど、他のユーザーに画面を見られたり操作されることを防ぐ。
ファンクションキーとは別ですが、このChromebookにはカーソルの右側の文字を削除する、いわゆるデリートキーはありません。あるのは、カーソルの左側の文字を削除するバックスペースキーだけです。キーボード右端の上から2番目の左矢印(F1キーのよりも大きな矢印)がバックスペースキーです。
なお、「alt+バックスペース」で、デリートキーの働きをさせることが出来ます。
キーボードショートカットについて
Chromebookでしばしば使用される操作には、いくつかのキーの組み合わせでその操作が簡単に呼び出せるように、ショートカットキーが割り当てられている場合があります。主なものを紹介します。
※「ctrl+c」は、キーボードのコントロールキー(ctrl)とアルファベットのcを同時に押す動作を表します。ここでいう同時に押すとは、厳密にタイミングを合わせて一緒に押すということではなく、コントロールキーを左手の小指でまず抑えて、そのままの態勢で左手の人差し指(または他の指)で「c」のキーを追加で押す感じです。
選択部分をコピー:ctrl+c
選択部分を切り取る:ctrl+x
選択部分を貼り付け(ペースト):ctrl+v
操作を取り消す:ctrl+z
*z,x,c,vの4個のキーはキーボードの左手前に集中して並んでいる。ctrlキーとの同時押しが左手だけでやりやすいようになっています。
ファイルを開く:ctrl+o
ファイルを閉じる:ctrl+w
ファイルを保存する:ctrl+s
ウインドウを切り替える:alt+tab
選択部分のスクリーンショットを撮る:ctrl+shift+F5
ページをズームする:ctrl+^
ページを縮小する:ctrl+-
ページのズームレベルをリセットする:ctrl+0
*以上のズームに関する3種類のキー「0」、「-」、「^」はキーボードの上から2段目の右の方の数字キー0から始まる連続した3個のキーになっています。
キーボードショートカットはここで紹介したもの以外にもたくさんあります。一度に全部覚えるのは大変なので、使用頻度の高いものから覚えていけばよいでしょう。幸いChromebookには、キーボードショートカットの一覧を画面上で確認できる便利な機能が備わっています。
キーボードショートカットを確認するショートカット:ctrl+alt+/
Googleドライブの保存容量制限について
EDUアカウントの場合、15GBまでクラウド上の保存領域が自由に使用できる。
Google Workspace for Educationアカウントがあれば、メールの保存容量(ドキュメントや写真と共用)を制限なく使用できる。 ※ 100TBのストレージを組織で共有
今回群馬県立学校で配布される端末には、このGoogle Workspace for Education Fundamentals(旧称 G Suite for Education)が付属している。
※ アップデートにより随時変更あり
各種Editionの相違
https://edu.google.com/intl/ALL_jp/products/workspace-for-education/editions/
ChromebookでQRコードを認識するには?
QRコードの認識方法を次に書きます。
・カメラ を起動します。
・画面中央下側の「動画 写真 スクエア」から写真を選びます。
・画面左下のカメラの切替で、インカメラ(自分の顔が映る方)にします。
・画面右上の QR アイコン(小さな正方形のアイコンが4個並んで、外側角が縁取りされている) を選択します。
・読ませたいQRコードを画面上部のインカメラに向けます。
・画面中央の正方形のエリアに読ませたいQR コードが配置されるように位置を調整します。
・QR コードが検出されると、リンクとコピーボタンが画面上部に表示されます。
・リンクを選択すれば、新しい Chrome タブを開きます。
・リンクをクリップボードにコピーするには: コピーボタン(正方形が斜めに2枚重なっているアイコン)を選択します。
以上、
※アウトカメラでも可能です。その場合はカメラの向きに気を付けてください。
※以前、拡張機能を追加するとの記述をしましたが、カメラの標準機能からQRコードが認識できるので改訂しました。
Chromebookに外部ディスプレイやプロジェクターを接続する
外部ディスプレイやプロジェクターなど接続したい機器の入力端子を調べてください。HDMI、VGA、DVIなど必要な入力端子が何なのかを把握する必要があります。最近の製品であればHDMIが概ね用意されているようです。
例としてHDMIの場合を以下に書きます。他の場合もケーブルが異なるだけで手順はほぼ同様です。
Chromebook側の出力端子はUSB-Cなので、USB-C~HDMIのケーブルを用意します。各々の端子を接続して電源を入れます。
Chromebook画面右下の設定からデバイス~ディスプレイとたどると、接続していなかった時にはなかった外部ディスプレイの項目があります。
「内蔵ディスプレイをミラーリング」のところに、チェックマークを入れるとChromebook本体の画面と同じ画面が外部に出力されます。チェックを外すとChromebook本体の画面とは別の画面を表示することができます。