端末使用のルール化

教職員と生徒との間で、事前に端末の使用についての共通理解として一定の取り決め(ルール)を文書としてまとめておくと良いと思います。

1.ログイン
※端末へのloginは生徒個人個人に任せる方法以外に、SHRなどで学級担任の指示により一斉に行う方法も考えられます。
ただ、五月雨式のほうがネットワークへの負荷は多少でも減ることになります。

2.生徒への連絡事項:Googleのclassroomなどで可能です。

※学級担任は連絡事項を事前に入力しておくと話がスムーズです。ただ、生徒はいつでも確認できるので、前日に必ず入力しておかなければならない訳ではない。できるときに随時入力することができます。生徒への公開日時を設定することも可能です。

※教科担任は授業で端末を使用するのかどうかをあらかじめ生徒に伝えておく必要がある。一回ごとの連絡ではなく、「使用するしないに関わらず毎回使えるように準備しなさい」等でも構わないと思います。

※授業が生徒の移動を伴わず、すべて同じ教室で行われるのであれば、それほど厳密に決めておかなくても対応はできるかもしれません。そうでない場合は、事前の連絡が望ましい。

※明日の予定の確認は、担任が事前に入力できればスムーズだが、生徒がアクセスしたときに確認できるので、SHR後でも可能です。

※今まで生徒に配布していたプリント類はオンラインのドキュメントで代替できるものがたくさんありそうです。使い方によっては校内での印刷物の減少に貢献できるかもしれません。


3.端末使用のタイミング

※SHRを含めて授業中の端末使用は自由なのか、教科担任の指示によって使用させるのかをあらかじめ決めて徹底しておく。
※授業で使用しない時に、端末をどこにしまっておくのかは、事前に決めておく。

4.休み時間&放課後の利用:授業に差支えない範囲で、なるべく積極的に端末を活用するよう促す。生徒会活動、部活動、クラスの活動、その他。

※使う目的は生徒の自主性に任せる。使用方法の質問や相談には積極的に対応する。校内で対応できない場合は、群馬県教育委員会が用意したQ&Aサイト(本サイト)やヘルプデスクまたは、一般的なFAQサイトを活用する。ただし、ヘルプデスクは、各学校のICT担当者を通して行ってください。

※校内で生徒が端末から直接印刷できるようにするのか、は各学校で決める。